
MM6の日本語版がv1.0になり、ファイルをアップロードすることが出来ました。
是非ダウンロードして頂き、使用して頂いて欲しいです。
以下、インストールの手順になります。
※ 2025/7/28 v1.1がリリースされました。
※ 2025/8/11 v1.2がリリースされました。+追加文章あります。
※ 2025/12/6 ダウンロードのリンクが切れていたため復旧させました。
※ 2026/05/13 v1.5がリリースされました。
houz67890.hatenablog.com
1、MM6_2025日本語版をダウンロードします。
MM6_2025日本語版(以降MM6と表記します)をここからダウンロードしてください。
現在バージョンはv.1.3まで出ています。が、どうもバグが取り切れていないようで
(本来なら翻訳されるべきなのにされないときがある)
このバージョンはリリースを取り止めている状態です。
v.1.2かv.1.3どちらか安定する方を選択して使用していただければと思います。
大変ご迷惑おかけし申し訳ございません。
好きな場所に展開して使用します。
2、Tesseractをインストールします。
MM6は、OCRにTesseract OCRというライブラリを利用しています。
このソフトウェアをダウンロードしインストールして頂く必要があります。
ダウンロード先は以下です。
Home · UB-Mannheim/tesseract Wiki · GitHub
x64かx86でインストールするファイルが異なります。
例えば下のような形です。必要な方をダウンロードしてください。
tesseract-ocr-w64-setup-5.5.0.20241111.exe // x64
tesseract-ocr-w32-setup-v5.3.0.20221214.exe // x86
インストールの手順は、全て「次へ」で問題ありません。
ただし、インストールパスは、標準の「C:\Program Files\Tesseract-OCR」であれば
問題ありませんが、変えた場合はMM6_設定.iniも合わせて変更しなければなりません。
3、Google Cloud Translation API のAPI keyを取得します。
MM6はGoogle Cloud Translation APIのライブラリを使って翻訳しています。
これを使う為には、Googleに申請してAPI Keyという文字列をもらう必要があります。
難しく聞こえますが、下のサイト通りに進めればすぐに取得できます。
ただし、注意して頂きたい点があり、それは
料金が発生する可能性があるということです。
1ヶ月あたり最初の50万文字までは無料ですが、それを超えて
Google Cloud Translation APIを使うと料金が請求されます。
ただ、50万文字はとても使いきれない量ですし、
月が変わればリセットされるので、実際は殆ど気にする必要は無いと思います。
Google APIキーを取得する方法ですが、
手順は下記のサイトをみてください。
私も内容も確認しましたが、問題無く取得出来ました。
2022年5月 Google Cloud Translation API のAPI keyの取得方法 - WEBLOCO
Google APIキーは「AIzaSy」で始まる39文字のテキストです。
これをMM6_設定.iniに書いて頂く必要があります。
4、MM6のicons.lodを入れ替えます。
マイトアンドマジック6のゲームパスの中にicons.lodというファイルがあります。
このファイルをMM6に附属してある「data\icons.lod」で上書きコピーしてください。
一応バックアップもとっておくと良いでしょう。
マイトアンドマジック6では会話時に専用の背景が使用されていますが
これだとOCRの精度が良くない為(スペルミスが出やすい)
icons.lodの中にある背景を真っ黒のボードに入れ替えて精度を上げています。
5、PCのディスプレイのサイズを変更します。
MM6は1920x1080か1280x720のどちらかをサポートしています。
ディスプレイのサイズをどちらかに変更してください。
(「ディスプレイの設定」で検索し、「ディスプレイの解像度」で変更できます)
6、MM6_設定.iniを編集します。
MM6_設定.iniをメモ帳で開き、
・「APIKey=””」にGoogle APIキーを書いてください。
・「TESSDATA_PATH=””」Tesseractのtessdataのインストールパスが
「C:\Program Files\Tesseract-OCR\tessdata」であればそのままでOKです。
違うならそのパスを書いてください。
・「MM6_shortcutPath_1」か「MM6_shortcutPath_2」にMM6の実行パスを書いてください。
アプリを起動させると、「MM6_shortcutPath_1」、「MM6_shortcutPath_2」の順で
MM6の起動を試みます。どちらも起動出来なかった場合、ユーザーにMM6の起動を
行なってもらいます。(10秒間)
例はこちら
[CloudTranslationAPI]
APIKey=”AIzXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX”
[TesseractOCR]
TESSDATA_PATH=”C:/Program Files/Tesseract-OCR/tessdata/” // 標準インストールなら記入しなくても良い
[MM6]
MM6_shortcutPath_1="C:\GOG Games\Might and Magic 6\MM6.exe" // MM6を標準インストールしているなら
MM6_shortcutPath_2="C:\temp\MM6Run.url" // Steam経由で起動させたいなら
7、インターネットに接続します。
MM6は翻訳にインターネットを使うので、インターネット接続が必須です。
実際には、MM6はテキストのキャッシュ機能をそなえており、
一度翻訳すれば二度目はキャッシュからテキストを使うので
Google Cloud Translation翻訳は行いません。
論理的には、MM6のすべての会話を行なえば、Wifiが無くても使用できるはずです。
キャッシュ自体は単純なテキストファイルであり「MM6_キャッシュ」フォルダに収められています。
7、MM6を起動します。
MM6_2025日本語版.exeを起動させれば、マイトアンドマジック6は自動で起動し翻訳が始まります。マイトアンドマジック6は必ずフルスクリーンモードにしてください。(F4キーで切替できます。)
終了は通常通りマイトアンドマジック6を終了すれば良いです。
8、左側テキストボックス
翻訳中は左側にテキストボックスが表示されます。
~2025/8/11追加 ここから~
・「翻訳状態表示」
特に何もせずスタンバイ中の場合は「待機中」と表示され、
翻訳の処理を実行中の時は、
「翻訳中」→「翻訳中・」→「翻訳中・・」→「翻訳中・・・」→「翻訳中」
というアニメーションが実施されます。(文字は赤色で表示されます)
翻訳には時間がかかることが多いので、この表示が出たらしばらく待ってください。
~2025/8/11追加 ここまで~
・「翻訳機能 」
ONだと日本語表示、OFFだと英語表示になります。
dキーを押すと切り替わります。
・「キャッシュが使われた回数」
キャッシュにヒットした回数です。
ヒットした場合Google Cloud Translation翻訳は行いません。
・「翻訳が行われた回数」
Google Cloud Translation翻訳が行われた回数です。
次回同じ文章だった場合、キャッシュが使われます。
・「翻訳で使われた文字数の合計」
Google Cloud Translation翻訳によって使用された文字列の合計です。
この数が50万以上超えると料金が発生する可能性があります。
下の%が100%を超えた場合でも同様です。
・「表示ONOFF」
eキーを押すとこのテキストボックスを非表示にできます。
再度押下で表示されます。(eキーってMM6で使われているような・・
別なキーの方が良かったかな・・)
9、その他
・動作確認はWIndows11とWindows10で行いました。
WIndows10は「Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ」のインストールも必要でした。起動に問題がある場合、このソフトもインストールが必要かもしれません。
・動作確認した結果、MM6の起動に失敗したケースもありました。
原因を調査しましたがはっきりはわからず、Tesseract OCRの初期化に使うinit()関数で
落ちています。自分のPCでは無い為これ以上調査は出来ませんでしたが
同じような現象が起こったら、以下の手順を試してみてください。
・PCを再起動する。
・TESSDATA_PREFIX環境変数に設定し、PCを再起動する。
・Visual C++ Redistributable packagesをインストールし、PCを再起動する。
・一応動作確認としてMM6のゲームを進めていますが、今はまだアイアンフィストまでしか行っておらず、そこまでしかデバッグは出来ていません。いままでに無い表示の仕方が出たりすると当然表示は出来ないです。今後デバッグは順次進めて、更新していければと思っています。
~2025/8/11追加 ここから~
・使用するマイトアンドマジック6について
使用するマイトアンドマジック6について記述がありませんでした。
私の環境で使用したソフトはGOGの「Might and Magic® 6-pack Limited Edition」で
パッチ「GrayFace MM6 Patch v2.5.7」を適用したものになります。
・V.1.2について
バージョン1.2では多くのバグ修正と機能変更が行われています。
出来るだけこのバージョンを使用して頂けると嬉しいです。
機能変更としては、
・描画にダブルバッファリングを使うようになりました。
今までは文字を表示するとチラチラとチラついていましたが
それが無くなります。
・Google Cloud Translationに翻訳をしてもらう際、
今までは、翻訳してもらいたい文字列ひとつにつきhttp要求をひとつ
投げていましたが、複数の文字列をひとつにパックして
ひとつのhttp要求を投げる様に変更しました。翻訳速度の改良になるかと
思います。
・翻訳中は左ウインドウに「翻訳中・・・」とアニメーションするように
なりました。今までは翻訳しているのかいないのかわかりづらかった為、
これで多少わかりやすくなったと思います。
~2025/8/11追加 ここまで~